エスプレッソ

カプチーノひとつ エスプレッソひとつ
彼は決まってエスプレッソをオーダーする
いい加減あきらめてカプチーノ2つといえば
簡単にオーダーが済むのに

彼がエスプレッソを頼みだしたのは
イタリアを旅行してからで
朝食においしいエスプレッソを飲んでからというものの
必ずあの小さいなカップに入った
私には濃すぎるコーヒーを注文する

エスプレッソの語源は早いという意味で
エスプレッソマシーンから
濃いコーヒーが圧縮されてにじみ出てくる様は
ドリップが待てずに無理やり押し出しているため
豆の粉が取り除かれずに
その粘り気が液体に混じっているかのような

味は見た目の期待通りで
朝に飲むと一瞬で脳の隅々まで通電が終了する

あの苦味は良薬の苦味なのか

小さなカップは一般的なコーヒーのグラスの
1/5にも満たない量しか入らない
カフェで長居するにはとても不経済に思えるが
薬だと思えばお得な量とも思える

世の中にはコーヒーを味わうプロがいます
その人たちがおいしいコーヒーを見出してくれるという
一般にはお目にかかれませんが
おそらくありがたい職種なのです

ワインの世界で言うとソムリエみたいなもの?

コーヒーの豆の香りをかぎ
お湯を注いだときの香りをかぎ
スプーンでコーヒーをすくって

ズズズッとすすります
そう、日本で言うとそば通(つう)がすするみたいに

ドキュメント番組を見ていたら
そのズズズッとすするひとが言っていました
エチオピアのハラー豆が最高にうまいと

エチオピアでは豆を天日で干して
よい豆を選別します
豆を選別するときのギャラが日当で0.4ドル
40円ちょっとというところ

10日働かないと彼が飲んでいる
あの小さなエスプレッソを飲めないですよね

家に一台コーヒーマシーンを置くとするならば
一般的なコーヒーメーカーではなく
形のよいものをと探していた
私は別にフィルターでもよいのだけれども
やはりエスプレッソマシーンか・・・

海外を旅行すると朝から焼きたてのパンにお目にかかる
さすがに朝パンを焼く習慣はないので
出来立てのバケットを昼に食べる
パン屋でバケットだけ購入して持って歩くのも慣れた
シンプルな食事とナチュラルなインテリアさえあれば
コーヒーの味もぐっとおいしくなる
ズズズッとすすらなくても
ゆっくり時間をすごすことが楽しくなってきます

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カテゴリー: コーヒーの話 | Tags: , , コメント(0)

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